運命の一夜を越えて
私はこれ以上錯覚を起こさないようにしようと、目を閉じた。

「頑張れ・・・」
そんな小さな声が聞こえてくる。



なんていいひと・・・

優しい人・・・

あったかい人・・・

まっすぐな人・・・


私は自分の気持ちにすでに明らかな名前がついていることに気づきながら、気づかないようにするのに必死だった・・・

こんな風に誰かを想うことは・・・うまれて初めてだ・・・
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