誰よりも近くで笑顔が見たい
「早く付き合えばいいのにな。あの2人」
いつの間にかお弁当をしまった上原くんがそうつぶやいていた。
「うん」
「そうだ、どこ行きたい?」
上原くんの言葉になのちゃんがこっちを見る。
「蘭、お誘い、受けてもらえたんだね!」
「うん」
なのちゃんがすごく嬉しそう。
「あ、蓮、遊園地とか行ってきたらどうだ?ツリー、綺麗らしいぞ」
遊園地……!
私が記憶があるなかで行ったことのない場所の一つ。
理由は、夏祭りとおんなじ。
「遊園地か、蘭、どう?」
すっかり定着してしまった名前呼びで上原くんが聞いてくれる。
「うん。行きたい」
すうっと言葉が出てきた。
「決まり。時間と集合場所、勝手に決めていい?」
「うん」
上原くんは、私の意見を尊重してくれるのに私がどうすればいいのかわからないようなことは、決めてくれる。
いつの間にかお弁当をしまった上原くんがそうつぶやいていた。
「うん」
「そうだ、どこ行きたい?」
上原くんの言葉になのちゃんがこっちを見る。
「蘭、お誘い、受けてもらえたんだね!」
「うん」
なのちゃんがすごく嬉しそう。
「あ、蓮、遊園地とか行ってきたらどうだ?ツリー、綺麗らしいぞ」
遊園地……!
私が記憶があるなかで行ったことのない場所の一つ。
理由は、夏祭りとおんなじ。
「遊園地か、蘭、どう?」
すっかり定着してしまった名前呼びで上原くんが聞いてくれる。
「うん。行きたい」
すうっと言葉が出てきた。
「決まり。時間と集合場所、勝手に決めていい?」
「うん」
上原くんは、私の意見を尊重してくれるのに私がどうすればいいのかわからないようなことは、決めてくれる。