優しい『君』とおちていく

次の日、起きて準備ができたら七瀬の家を紹介して挨拶をした。

そして荷物を運んだ。

最初、今日から住むことを知らずびっくりしたけど七瀬と住めるだけでウキウキした。


「家事どうする?分担制?」


「うん。自分の得意分野をやればいいんじゃない?」


それで決まったのは……



洗濯→優

料理→唯愛

掃除→優

買い物→唯愛

皿洗い→優




「七瀬の方が多くない?」


「でも唯愛の方が大変でしょ。」


「そうだけどさ……」


そんなことを言われたら何も言えなくなる。


「それとも俺のこと舐めてる?」


「いやいや、舐めてない。」


「なら俺の言うこと聞く。分かった?」


「……分かった。」


と頷く。
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