最後の悪夢

「“白”は公正の白。fair。賭け事はズルして勝っても楽しくはないでしょう?」



化粧室から出たら、私はすぐにグループチャットに連絡をした。私以外には誰も連絡はしていなかった。

北棟四階のこの場所には鬼がいると。既読は一つもつかなかった。今、誰が生きているのか。



もう一時間が経つのである。


残りの三時間。朝の四時までゲームは続く。


これではっきりした。
今回の白の鬼との勝負は頭脳戦だ。

運だってその人の実力に含まれる。



凛上を探そう。
そしてちゃんと謝ろう。

今度こそ。


凛上に言いたいことがあるよ。




ねえ、今どこにいる?


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