最後の悪夢
屋上へ続く梯子の上の扉から、微かに明かりが漏れている。これは……誰かがいるということ?
私はすぐに梯子に手をかけて、踏ん張った。自分の力で体を持ち上げて、もう一つ上の棒につかまって、足をひっかけようとする。
「ぐ……っ」
足がぎりぎり届かない。
全体重のかかる梯子はミシミシと音を立てる。もう一つ、上に。
と、思ってもう一つ上の棒に手を伸ばしたときだった。
上の扉が開いて、そこにいた人と目が合った。
「うわ……! 生徒……え、大丈夫か?」