最後の悪夢
彼は本当に背が高かった。簡単に梯子に移るとすぐに中に入れてもらえて、彼もまた一人で梯子をすぐに上った。
どうやらここは、屋上との間の隙間の空間で、いわゆる屋根裏部屋のようなものらしかった。
見れば、沢山の生徒が身を寄せあっている。人気がないと思ったら、ここにみんなで隠れていたのか……。
知らなかったな。
みんな、団体で動いていたのかもしれない。
最初にバラバラになったと思っていたけど、……バラバラになったのは私だけだったのか。