闇の中の光を自分で。
色のない私の世界を綺麗に色付けた。

全て犯人はコイツ。

「う、うるっさいです!し、近いの!離れて雛……!」

執事の名を口に出すと、ボオッと顔が熱くなった。

「離れないと言ったらどうするんですか?」

「え、えっと……」

「ふっ、お可愛い」

「かっ!?」

 軽々しく可愛いとか言わないで欲しい……。
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