センチメンタルナイト【完】
もう後戻りはできそうにない。
後悔しないためにも今はただ前進するしかないと悟っていた。
不安定な精神状態の夕紀を怖がらせないために、なるだけ優しくしようと心掛けながら愛撫する。
「っ、あっあっ……ぅぁっ、ぃ……た……」
「痛いか?」
「んっ、……へい、き……ん、あっ、やぁ……っ」
ひたむきに火野を想い続けてい夕紀が誰かと付き合った話を聞いたことがなかったから、まさかなと予想はしていたが、そのまさかだった。
この年にして夕紀はまだ処女だった。
それを奪ったのが自分だという優越感は俺の全身を包み込むように満たしてくれる。
行為が終わってからまた一筋の涙を流した夕紀の、悲しみの色が入り混じったなんとも形容しがたい笑顔があまりにも綺麗で、複雑な心境にさせられた俺まで泣いてしまいそうになった。
女の笑顔は好きだが、涙も凄まじい威力を秘めている武器だということを、改めて学んだ気がする。
後悔しないためにも今はただ前進するしかないと悟っていた。
不安定な精神状態の夕紀を怖がらせないために、なるだけ優しくしようと心掛けながら愛撫する。
「っ、あっあっ……ぅぁっ、ぃ……た……」
「痛いか?」
「んっ、……へい、き……ん、あっ、やぁ……っ」
ひたむきに火野を想い続けてい夕紀が誰かと付き合った話を聞いたことがなかったから、まさかなと予想はしていたが、そのまさかだった。
この年にして夕紀はまだ処女だった。
それを奪ったのが自分だという優越感は俺の全身を包み込むように満たしてくれる。
行為が終わってからまた一筋の涙を流した夕紀の、悲しみの色が入り混じったなんとも形容しがたい笑顔があまりにも綺麗で、複雑な心境にさせられた俺まで泣いてしまいそうになった。
女の笑顔は好きだが、涙も凄まじい威力を秘めている武器だということを、改めて学んだ気がする。