政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「挑戦してみようかな」

「うんうん、そうしてみなよ」

 今夜にでも零士君に相談してみよう。

 それから少しして零士君が帰宅。ふたりで出迎えると、零士君はどこか嬉しそうだった。

 そして、着替えを済ませた彼と三人での食事が始まった。

「凛々子ちゃんの料理、本当にどれもおいしい。お兄ちゃんは幸せだね、毎日凛々子ちゃんの手料理を食べられるんだから」

「そうだろ? 凛々子の作る弁当もおいしいんだ。栄養バランスもいいし、外食なんてしたくなくなるよ」

 ふたりとも褒め倒すものだから、どんな顔をしたらいいのやら。

 だけどいい機会だと思い、さっき千鶴ちゃんに教えてもらった資格のことを零士君に相談してみた。

「俺は凛々子がやりたいことには、いっさい反対しないよ」

「本当? いいの?」

「もちろん。勉強が大変なら協力もするから頑張ってみたら?」

「ありがとう」

 よかった、零士君も賛成してくれて。
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