政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「よかったね、凛々子ちゃん。さすがお兄ちゃん! 凛々子ちゃん命のお兄ちゃんなら、そう言うと思ってたよ」
からかう千鶴ちゃんに零士君は「バカにしているだろ?」と突っ込みを入れる。
「していないよ。ただ、凛々子ちゃんに激甘なお兄ちゃんを見ていると面白いだけ」
「それがバカにしているっていうんだよ」
軽快なやり取りは昔と変わらない。ふたりは本当に仲が良い兄妹だと思う。
「それで千鶴、俺と凛々子に話したいことってなんだ? ずっと凛々子が気にしていたから、早く話してやってくれ」
「そうでした」
お茶を飲むと、並んで座る私と零士君を交互に見る千鶴ちゃんに緊張がはしる。
「あのね、お兄ちゃんには前にそれとなく匂わせていたんだけど、実は私! 好きな人ができました!」
「好きな人って……えっ? 嘘、本当に?」
びっくりする私とは違い、零士君は「そっちか」と言って安堵している様子。
「お兄ちゃん、私に恋人ができたと思っていたでしょ? 残念ながら、まだそこまでの関係にはなれていないんだー。でも絶対にその人を落としてみせるから!」
気合い充分の千鶴ちゃん。
からかう千鶴ちゃんに零士君は「バカにしているだろ?」と突っ込みを入れる。
「していないよ。ただ、凛々子ちゃんに激甘なお兄ちゃんを見ていると面白いだけ」
「それがバカにしているっていうんだよ」
軽快なやり取りは昔と変わらない。ふたりは本当に仲が良い兄妹だと思う。
「それで千鶴、俺と凛々子に話したいことってなんだ? ずっと凛々子が気にしていたから、早く話してやってくれ」
「そうでした」
お茶を飲むと、並んで座る私と零士君を交互に見る千鶴ちゃんに緊張がはしる。
「あのね、お兄ちゃんには前にそれとなく匂わせていたんだけど、実は私! 好きな人ができました!」
「好きな人って……えっ? 嘘、本当に?」
びっくりする私とは違い、零士君は「そっちか」と言って安堵している様子。
「お兄ちゃん、私に恋人ができたと思っていたでしょ? 残念ながら、まだそこまでの関係にはなれていないんだー。でも絶対にその人を落としてみせるから!」
気合い充分の千鶴ちゃん。