あの夢の続きをもう1度描けたら

おまけ*



トラオムの意味
……ドイツ語で「夢」という意味です。



ニゲラの名前の由来
……ニゲラの花言葉から名付けました。雛乃とユキを出会わせてくれた恋のキューピットです。

『深い愛』『困惑』『当惑』『不屈の精神』『ひそかな喜び』『夢の中の恋』『夢の中で会いましょう』



呪文の意味↓

『アンフェンガーリン』
……ヒナノが魔法の特訓をする際にユキから借りた魔法指導書に書かれてある呪文。意味はドイツ語で『未熟者』。呪文を唱えてもあまり成果が出なかった理由である。

『マイン・シャッツ・デザートス』
……ヒナノが騎士団長であるザラームと闘った時に唱えた一度限り呪文。直訳で『ねえ、寂しいよ』、意訳で『ねえ、一緒に闘いたいから混ぜて』。
マイン・シャッツ=mein Schatz=私の大事な宝物を呼び時に使う言葉(ドイツ語)。恋人や妻などに呼ぶ時に使うだが、ヒナノの一番の存在であることから作中で使うことにした。
デザートス=desertus(ラテン語でひとりぼっちで寂しい、孤独)

『ベニア・エドナデアティビ』
……ラテン語で『許しとは自分自身への贈り物』。ヒナノがユキたちの足手まといになっているのでは、と不安だったがユキに諭されることでこの呪文を使うことに。また、ジンは父親を憎んでいたが、自分の存在を許せなくなっていく。ヒナノにこの魔法をかけてもらい父親を糾弾させる形で事件が収まる。

『クレアツィオ・イッヒ・ゼルプスト』
……ユキの呪文。意味は『自分を創れ』。作者の私が好きな言葉である。
クレアツィオ=ラテン語で創造する
イッヒ・ゼルプスト=ドイツ語で自分自身

『フロース・ボラーレ』
……ユラハの呪文。意味は意訳で『愛する者よ、舞え』。アランによく花を贈っていたのはそういうことです。
愛する者=花=フロース(花)ラテン語
舞え=羽ばたけ=ボラーレ(羽ばたく)ラテン語

『イメール・エッフェローズ』
……アランが闇の魔法使いの奴隷から解放された時に使った呪文。ギリシャ語で『私は自由だ!』という意味。ギリシャ語にしたのはアランのかつての故郷の言葉という設定を無理矢理入れてみました。アランが奴隷になる直前の呪文も考えたのだが、作中には出てないのでノーコメントです。

『エレレセッド』
……ジンの呪文。英語の「desert(見捨てる)」の語源となるラテン語の「deserere(見捨てる)」の逆文字。日本語で「救う」の反対語に近いものは「見捨てる」という言葉なので、見捨てるを逆文字にしました。見捨てないで、助けて。彼は心の隅でずっと求めていたのですね。



青のアサガオについて
……アランとユラハが育てると決めた青のアサガオ。アサガオの花言葉は色ごとに変わってきます。青色の場合は『儚い恋』『短い愛』が挙げられます。ですがアサガオ自体の花言葉は、支柱にツルをしっかりと絡ませることにちなんで『固い絆』『愛情』とも言われています。2人の愛は決して不幸ではなかったと思います。


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