君の想いは僕のもの。
兄妹喧嘩は、少し物理的な距離感をとるといいという謎の情報が頭にあったわたしは、2人にこういった。
「はいはい、2人ともあんまり近づかないの!」
「もう、お兄ちゃんなんて知らないから」
「ご、ごめん。言いすぎた」
でも、実はお互いを大事にしている仲良し兄妹だ。特にせいちゃんは、春ちゃんが大好きだ。
だから、いっつもせいちゃんから謝って喧嘩は終わる。
「わたしも、ごめんね。」
どうやら、ちょっとした兄妹喧嘩は幕を閉じた。らしい。
「有季。もうそろそろ準備入ってくれる?」
「あ!莉華!」
そう言って莉華のもとへ走っていき、抱きついた。
「あら、春花ちゃん。久しぶり」
「はい!お久しぶりです!」
「それじゃ、わたしは有季連れてくからまた後で」
「またね、春ちゃん!」