君の想いは僕のもの。
みんなにこの光景を見られてしまい、2人とも顔が赤くなっていた。
「仲良しね、2人とも」
少しバカにした様子でわたしたちにそう言ってくる莉華。
「ちょっと、莉華!!笑わないでよ〜!」
その後、わたしはハープ部門で金賞をとり、せいちゃんは、ピアノ部門で金賞、月は、銅賞だった。
そして、バイオリン部門では、留学していた春ちゃんが特別賞をとっていた。さすが、春ちゃんのバイオリンだ。
賞が関係してるなら出る気は無かったんだけど、金賞をとった時、皆にさすが有季!って言われて、すごく嬉しかった。
「ふわぁ……」
せいちゃんが大きなあくびをした。
「さすがのせいちゃんもお疲れですか?」
「そうですよ〜有季は珍しくぶっ倒れてないね」
(たしかに…。せいちゃんがずっと練習を一緒にしてくれてたから、かな?)
「せいちゃんのおかげだね」
「うん。そうだね」
言われるの待ってました!みたいな顔でせいちゃんにそう言われた。
「ゆーきちゃん!春もきょうから有季ちゃんのご飯食べれる!」