君の想いは僕のもの。



:奏side:



ぼくは、いつも幼なじみのみんな以外には無表情であまり喋りません。理由は特にないんだけど。



けど、それでもあいつだけはぼくの視界に入った途端に目が離せなくなった。



ぼくは、1年の時からずっと莉華が好きだ。あの、ツンデレなところが特に。



それに莉華をいじめるのが好き。なんて言ったってあの莉華の顔。あんなのは、ほかの男に見せられない。



あんなにツンツンした性格なのに、バイオリンの音はすごく繊細で自然と心に入ってくるような演奏をする。



「はぁ…。俺のものにならないかな……」



「え、奏何言ってんの?」



不意に出た言葉をせいに聞かれてしまった。



「声に出てた?」



「思いっきりね(笑)そんなにわかりやすくていいのかな〜?奏」



せいにからかわれてしまった。



「有季に変なことするなよって言っといて〜」



「はいはい」



僕が見ていた限り、せいとゆきりんが僕の気持ちにきづいているみたいだった。



「ねえ、そこの男子3人、やることないなら着替えておいで?」



有季が関わってきたら莉華に秒でバレそうだからね。



:奏sideおわり:
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