吐息



途中で制しようとする飛鳥さん。

けど、陸くんはかまわず話しつづける。

「けど、俺じゃ頼りないし、○○に迷惑かけたらいけないから変われって……飛鳥さんが」

「アリアはベテランだし、初勤務の陸でも余裕で務まると思ったんだ」

「んなわけないす。あの人は……飛鳥さん以外無理なんすよ。俺、アリアさんの機嫌取るの、めちゃくちゃ大変だったんすから……飛鳥さんじゃなきゃ嫌だって暴れるし、喚くし……」

段々と声が小さくなり、終いには項垂れてしまった。

どれほど大変だったのだろう、とすこしかわいそうに思えた。


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