赤崎さんと青井くん
「遅くなってごめんね。告白断ったのにしつこくて……」
そう告白されるのが当たり前のように言う彼女は
実際1日に1回は必ず告白されている。
「別に、私も静かに本が読めるから」
そっけなく返事をする私。
ほんっと、可愛くないなぁ。
私は由理香とは真逆だ、何もかも。
腰より下まである黒い髪は勉強する時以外は縛らず、
由理香みたいにふわっと可愛くも笑えない。
ましてや告白なんて生まれて一度もされたことがない。
きっと私のことを好きな人はこれからだって現れないだろう。
そう告白されるのが当たり前のように言う彼女は
実際1日に1回は必ず告白されている。
「別に、私も静かに本が読めるから」
そっけなく返事をする私。
ほんっと、可愛くないなぁ。
私は由理香とは真逆だ、何もかも。
腰より下まである黒い髪は勉強する時以外は縛らず、
由理香みたいにふわっと可愛くも笑えない。
ましてや告白なんて生まれて一度もされたことがない。
きっと私のことを好きな人はこれからだって現れないだろう。