Crush~いつも君を想う~

6-2*二人三脚

「ただいまー」

今朝の通り、林太郎さんはいつもよりも早く帰ってきた。

「お帰りなさい」

ソファーに座っている私は返事をした。

「一果さん、もう大丈夫そう?」
と、林太郎さんが声をかけてきた。

「林太郎さん」

「何?」

林太郎さんは私の隣に腰を下ろした。

「ちゃんと確かめた訳じゃないからわからないんだけど…」

「うん」

「私、もしかしたら妊娠したかも知れないの」

そう告げた私に、林太郎さんの目が大きく見開いた。

「えっ、に、妊娠って…」

「まだ私もわからないよ?

具合が悪いことと酸っぱいものが食べたくなったこととか、とにかく心当たりを調べてみたら妊娠の可能性があるんじゃないかって」

私はスマートフォンで調べた結果を思い返しながら言った。
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