Crush~いつも君を想う~
「えーっと…ああ、ここだ」

先ほど林太郎さんに言われた『従業員専用出入り口』と書いてある扉を開けて中へと入った。

少しだけ先を歩くと『ながはま屋 控え室』と書いてある紙が貼られたドアがあった。

コンコンとドアをたたいたら、
「どうぞ」
と、中から声が聞こえた。

「失礼します」

ドアを開けたら、そこにいたのは和服姿の中年女性だった。

「おはようございます」

あいさつをしたら、
「おはようございます」

中年女性はあいさつを返してくれた。

誰だろう…?

『ながはま屋』の従業員の方かな…?

そう思っていたら、
「あなたが本條一果さん、かしら…?」
と、中年女性が聞いてきた。

「そ、そうですが…」

何で私の名前を知っているんだろう?
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