青春の花は素顔に咲く

 白銀にだってそうだ。家族の事と友達のことは別問題だし。重たい友達って思われたくない。それで友達じゃなくなるのはつらい。あたしはそんなのは嫌だ。

「友達なんだから、何かあったら頼ってよ」
「そうだね」

 表向きはそう言いながら、あたしはどこか諦めていた。
 だってどこかで気づいていたから。
 きっとみんなはこんな風にお母さんにおびえてないと。

(共感なんかしてもらえないだろうし)
 
そしてそれは、あたしに原因があるような気がして。
 あたしが劣ってるからな気がして。
 
もしそうだとしたら。

 ……全部、あたしが悪いんだから。
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