青春の花は素顔に咲く

「もういい」
「美也子?」

 無言で立ち去る美也子。
 入れ替わりに白銀がやってきた。

「どうしたんだお前ら」
「わかんない」
「ほら、ポカリ。飲んどけ」
「いいの? ありがとう。お金払う」
「そんなものはいい。なんかお前心をどこかに置いてきたような感じだぞ」
「……そう?」

 わかんない。わかんないよ。
 白銀はあたしの傍に座り、あたしを見つめた。
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