青春の花は素顔に咲く
「少し、考えさせてください。すぐには結論出せないです」
「もちろん、大丈夫ですよ。いいお返事は期待していますが……」
「すみません」
「では、自宅までお送りいたします」
こんな事情があるなら、絶対家庭教師なりなんなりに頼った方が言いに決まってるのに。なんであたしなんだろうか。どうして。
だけど、あたしにはどんなに考えても答えなんかわからなくて。
頭の中が白銀でいっぱいのまま、無理やり勉強をして、そのまま次の日を迎えた。