年下彼氏 〜side story〜
・・・は?クリスマス?
何言ってんだ急に。
「・・・たぶん休みだから野球部の連中と出かけるけど」
まだはっきりとは決まってないけど、今年は一緒に過ごす彼女もいないし、おそらく野球部連中とつるむことになるはずだ。
「・・・なんで?」
「ん?いやいや予定ないなら幼なじみのよしみで遊んであげようと思ってさ」
「余計なお世話っつーんだよ、それ」
「だって、今は彼女いないみたいだから寂しいかと思って。まぁ、予定あるならいっか」
生意気とか大志のくせにとか、ぶつぶつ言いながら真紀が同じベッドに寝転ぶ。
・・・いやいやいや、警戒心持てよ。
そんなミニスカートで寝転んだらまずいだろ。
お年頃の男の子がどんなに危険かわかってないのか?!