幼なじみと恋愛講座をご一緒に。
花乃を俺の部屋に上げようと腕を掴むと振り払われた。
花乃がどんどん大人になっていくのを内心焦り、彼女にバレないように気を付ける。

「それならちゃんと説明してよ。
 話してくれなきゃ納得できない。」


どうやら、今日の昼飯後の化粧直しにトイレに行ったら俺が誰かといい感じだったとか?
明日から化粧直ししなくて良いなんて言ったら逆鱗ってやつだよな?


「だから、なんで?
 違うって言ってるんだから花乃は俺を信じてれば良いの!
 どこから仕入れたのか知らないけど、余計な事は考えるな。
それとも花乃は俺の事が信用できない?
 いい加減にしないと無理やり部屋に押し込むけど?」
 
「今日はやだもん!!」
ガチャン!バン!!

「花乃!!」


はあ。
隣に住んでるからいいとして。
今日は見逃してやるか。
余りにも酷かったら同棲にするからな。
同棲したら即入籍にもっていくけど。
花乃、俺は真剣だからな。




花乃、君はピュア過ぎるんだよ。




いつもの事だけど。。。




そこが可愛いんだけど。。。




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