最後にもう一度愛を...



「朝起きたら...



兄が...


イヤッ、ウゥ、イヤァ!!!!!!!」




嫌だ.......



思い出したくない..........



身体中を巡るあの記憶...



ハァハァハァ





『里紗大丈夫か!?』




紅さんがわたしを抱きしめようとする



でもパニックになっている私は



「イヤッ、触らないで!私は...汚いの...ヒック...ウゥ」



そういって紅さんの手を振り払ってしまった



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