最後にもう一度愛を...

心無い言葉の数々が私に突き刺さる



「紅さんごめんなさい。私ちょっと...」



どうした?と言いながら紅さんの腕が緩んだ



それを見逃さなかった私は


紅さんの腕から逃げ、走り出した



紅さんごめんなさい……


人の目を気にして生きてきた私には


この人たちの目がダメだった……


蔑み、嫉妬、憎しみを孕んだ視線



どうしてもダメだった


< 196 / 378 >

この作品をシェア

pagetop