最後にもう一度愛を...
深呼吸をしてから口を開いた
「そうですね、私のことは全て調べてありますよね?だから、私が嘘をついても意味が無いという感じがします。
そして、貴方の目的は私ですね……?
藤崎組が目的なら私をこんなにも自由にしておかないと思いますし、なにより大谷さんが私を様付けで呼んだりしませんよね……違いますか?」
ハハハハハ
ハハハハハ
大きな笑い声が部屋に木霊する。
「ほとんどあっているよ。もちろん、君についても充分調べたが……残念ながら、君の家族について調べているうちに君にたどり着いただけだ。正解はこっちだ。」
……寒気がした
この人は何が目的なのだろうか
私じゃなくて私の“家族”
ただ分かるのはこの人の言う家族は義母たちではないということだった
「い、一体あなたは誰なんですか」