最後にもう一度愛を...

名乗らない男にそう問う


ただ、裏の人間ではないな


オーラが違う


この男はどこかキラキラした光のようなものを纏っている



「そうでしたね。名乗らず申し訳ございません。望月 悠遠と申します。こういうものです」



そう言い名刺を1枚俺に渡してきた



その名刺を見た俺は目を見開く



後ろに控えていた藍は驚き、声を発した




「城山食品 株式会社 副社長……?」




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