最後にもう一度愛を...



『里紗』



低く有無を言わせない声音



『あのな...俺は今までの奴らとは違うだろ?俺はヤクザだぞ?』

先ほどとは違う優しい口調で


ヤクザだからって...ウフフ


『フッ、笑ったな。何がおかしいのかわかんねぇけど。早く戻るぞ』


紅さんありがとう


やっぱり貴方と一緒に居たい



たとえこれから先……

どんな試練が待ち受けていても……


貴方となら乗り越えられる気がするの


『ったく、点滴までとって...』


「あ...ごめんなさい」


『歩けないだろ?』


グイッ


えっ!?


そう言って紅さんは私をお姫様抱っこした



「紅さん下ろして!」


待って待って、恥ずかしい


『だって歩けねえだろ?じっとしてろ』




確かに歩くほど体力はない


でもでもお暇様抱っこって……!

さすがに恥ずかしいよ!?

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