キミに好きだと伝えたい
そんなことある?
わけがわからない。
手紙の文面にあったように選ばれたものしかみえないということなのか。
もしそうだとしたらわたしは何に選ばれたのか。
わたしはいまだ光続けているけやきの木に吸い込まれるように歩き出した。
「すごい」
近くでみるとさらにすごい。木自体から光を放っているみたいだ。
「中村志穂さまですね?」
「っ!」
そのとき声が後ろから聞こえびくっとしつつ、おそるおそる後ろを振り返る。
そこには変なおじさん、ストーカーぽい人・・・ではなくとても綺麗な女性が立っていた。