碧色の恋。
教室に入ると視線が一斉に私の方に向いた。
何か言われるのかと思ったら、そういうわけでもなかった。
「琴音おはよー」
「しまちゃん、おはよう」
「琴音、明日予定あけといてね」
明日は文化祭当日だもんね…って、明日しまちゃんの彼氏さんは来ないのかな?
「しまちゃん、彼氏さん明日来ないの?」
「今喧嘩中なの!だから来ない!」
普段ほとんどのことを許してくれるしまちゃんが怒るって言うことは相当のことをしたんだろうな…彼氏さん。笑
「ことちゃんおはー」
颯ちゃんが数人の女の子と共に教室に入ってきた。
七瀬くんに打ち砕かれた女の子達は優しく接してくれる颯ちゃんの方に集まってきている。
どうしてこう、私の幼なじみやいとこは女の子にモテるんだろう。2人とも顔が良いからかもしれないけど。