碧色の恋。


隣にはしまちゃんが見せてくれた写真に映っている男の人が歩いている。


「やっぱり彼氏いるんじゃん。」


しまちゃんの顔色がどんどん曇っていく。2人はそのままジュエリーショップへと入っていった。


「…なにあれ、意味わかんない。」


「そ…だね」


何となくしまちゃんと気まずい雰囲気になってしまい、ご飯を食べずに帰ることになった。


家に着くなり私はイン○タのアプリをインストールした。
こういうの使ったことないけど、気になって。


アプリを立ち上げて、椿先輩の名前を検索する。
そこにはたくさんの写真が載っていた。


「うわ…すご…」


1番新しいものだと1週間前にリップの写真が載せられていて、【彼氏が買ってくれた♡お気に入り♡】と書かれている。
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