時間切れ

「のりちゃん〜 私と約束して欲しいんだけど、悩んだら幸せになる方を選ぶんだよ!
誰の遠慮も要らないからね!
我慢しちゃダメよ! 約束してね。」

「はい。私も自分ばかり我慢すれば良いと思っていましたが、ケンカしてでも慎一さんともっと本音で向き合えば良かったと反省しています。

時間は戻せないので、前進あるのみです。
これからは陸と2人で頑張ります。」

「うん。もしのりちゃんが再婚するなら、何でも相談したりたくさん会話できて、頼りになる男性とするのよ! 
そして、陸が認めた人をね! 
電話なら、私も恋の悩みを聞いてあげるから〜ハハハ!」

「ハイ! これからは私も前向きに頑張ります! ハハハ!」

「イイぞ! のりちゃん!その意気だ!ハハハ」

2人で 鼻をすすり泣きながら笑った。

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