時間切れ

「すみません。お茶も出さないで…」


リビングでみんなでお茶を飲む。

弘美は、たくさんのお土産を出した。
ラーメンも味噌味や人気ラーメン店のものと、色々あった。

お菓子も有名な人気のものが、次から次へと出てきた。
ラーメンは、どれを食べるか相談してると、

「私に作らせてもらえないかい?
道民的な作り方が、あるんだよね〜!だめかい?」と太郎の申し出にみんなで頷いた。

弘美がキッチンで大きな鍋とフライパンを出して、冷蔵庫からもやしと玉ねぎ、
典子が買ってきたメンマと、チャーシューとラーメンどんぶりも準備すると、
大きな体にエプロンをした太郎が、鍋に水を入れ火をつけ手慣れた感じで、玉ねぎを刻んでいく。
< 169 / 454 >

この作品をシェア

pagetop