時間切れ

マンションの部屋に戻ってから、リビングに座る爺ちゃんに日本茶を出し俺は、牛乳をゴクゴク飲んだ。

母さんに言われたように、爺ちゃん用の部屋へ案内した。

「陸、パソコンはないの?」

「パソコンは、父さんの書斎の部屋だけかな」

「陸! パソコン買いにいくぞ!」

陸は、龍一が使うと思い
「え! 爺ちゃん、スマホじゃあダメなの?」

「そうじゃなくて、陸の入学お祝いがまだだったからさ〜、気になってたんだよ〜
電機やに行って〜、メシでも食おうぜ!」

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