時間切れ

俺と龍一爺ちゃんはパソコンを設定し、大学受験の塾でどこが陸の生活に合っていて、
わかりやすいかなどを調べて申し込みした。

最初の1ヶ月お試しも出来るところで、お試し用のテキストもきたので始めてみた。 

龍一爺ちゃんも陸の部屋で講義を聞き、陸に合ってるか様子を見ている。

「陸、これなら部活から帰ってきて、宿題しても大丈夫なんじゃあない?
土日はビッチリ 動画の講義聴いて録画してるのだから、わからないところは何回も聴けるぞ!」

「うん。父さんと母さんが帰って来たら、本契約してもらうわ!」

「そうだな! 良かったな、見つかって」

「爺ちゃん、ありがとう! 
父さんの親身なところは、爺ちゃん譲りなんだね! ハハハ。」

「そうかあ〜? 親子だから似たのかもな〜」

ハハハ! ハハハ。

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