時間切れ

夏がすぎ、9月

典子の誕生日と結婚記念日。

陸が気を使い、
「母さんの誕生日と結婚記念日は2人で、レストランでも行きなよ!
俺はラーメン食って帰るから!」
と、言ってくれたのでそうする事にした。

一也は、陸にプレゼントの相談をした。

「母さんの誕生日プレゼントは、バックで良いんじゃあない? 
ブランドのホームページから選ぶ。
結婚記念日のプレゼントは、父さんが考えなよ」

「うん。ありがとう。考えてみる。」

「父さんは、母さんのことになると中学生みたいになって面白いよなぁ〜」

「え〜、中学生! う〜 当たってるかな…
ノンってさ、物欲がないっていうかブランド品も興味ないみたいだし〜」

「う〜ん、でもさ〜やっぱり女の人は花束とか、宝石とか、ブランド品を貰ったら嬉しいと思うよ〜。

毎回考えるのが、大変なら誕生日はバック!
結婚記念日はお花と指輪!
クリスマスはネックレス!に決めたら?」

「おう〜陸! ナイスアイデア!
じゃあ、バックと指輪と薔薇の花束にしよ〜」

一也は張り切って、ネットでプレゼントを検討し、

市内の老舗ホテルの夜景が綺麗なイタリアンレストランの予約もしていた。

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