時間切れ

「え〜、お食事もしてお祝いしたのに〜わぁ、綺麗〜、いい香り! ありがとう一也さん!」

一也は、またトランクから紙袋を持ち運転席についてから、

「ノン、これは結婚記念日のプレゼント!
コッチは、誕生日のプレゼント!ハイ!」


「え〜、何? こんなにたくさん貰ってもいいの? え、びっくりした!
じゃあ、一也さんの気持ちを有り難くいただきます。 本当に良いの?」

「うん。 小さいのから開けて!」

「うん。 え? もしかして…指輪?かな?」

「そう! 普段でも大丈夫な感じのにした。
右手を出して下さい。奥様。」

一也はケースから指輪を取り、典子の右手にはめてくれた。 

とてもエレガントで落ち着きがある指輪だった。

右手を自分の顔の高さまであげて 指輪を見た。 

デザインがとても素敵で、気に入った!


「一也さん、本当に素敵な指輪をありがとう!すごく気に入った! 嬉しい…」ニコニコ。

「奥様! こちらは、誕生日プレゼントです!開けてみて。気に入ってくれると嬉しいな…」

「え〜、ブランド品なんて、慣れてないから…」

「一つくらい、ブランドバックを持っても良いじゃん! ね!」

「わぁ〜!ステキ!ありがとう。嬉しい!大切に大切に使うね! 本当にありがとう。」

典子は、涙を流した。

「ノンに泣いて喜んでもらえて、俺も嬉しい…
それじゃあ、帰ろうか。」

「うん!」
プレゼントを送った一也も、喜ぶ典子を見て嬉しい気持ちになった。

典子は、こんなにプレゼントされることに慣れていないので戸惑ってるが一也が自分の事を思って、プレゼントしてくれた事が嬉しかった。

一也には言わなかったが、若い頃から憧れていたブランドのバックだった。
まさか憧れのバックを持てるなんて考えた事もなかったので大切に使おう! と思った。


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