時間切れ

翌朝、サプリメントをのんで出勤した典子。

普段通り仕事をする。

やっぱり、疲れが溜まってたんだなぁ〜

今日は、16時からアルバイトの陸。

陸が出勤して、中村さんの指示で動いている。

私の勤務は、17時で上がりで今日の分をこなしていた。
そろそろ終わりだなと思い、給湯室へ自分のカップを持って立ち上がったら、目の前が真っ暗になり…


私は、倒れてしまい。意識を失った…

加藤さんが

「典子さん! 大丈夫ですか?」の声に陸が私のところまで飛んできたらしく、倒れた私に気がついた人たちが救急車に連絡してくれ、

一也さんとお義父さんは外出していたので、すぐに連絡してくれた。

陸が私の側で

「母さん! 母さん! しっかりして!
今、救急車くるからな!」

他の事務所の人たちから、動かすな!息してるか、確認しよう! などの声がかけられていた。

陸はずっと、「母さん! しっかりして!」と叫んでたそうだ。

救急隊員が、事務所に入ってきた。

倒れた状況を聞き、心臓も動いているが血圧が低く、すぐに救急車で陸が付き添って救急病院へ運ばれた。


いろんな装置を、つけられ、採血される。

倒れて、頭を、打ってるかもしれないので、レントゲンや、CTスキャンもする。

しばらくして、気が付いた典子。

医師が
「篠原さん! わかりますか? ここは病院ですよ。 倒れたのわかる?」


典子は、頷いた。

「わかるんだね〜、
今、色々と調べてますからね〜もう少ししっかり 意識が戻ったら、酸素マスクとかと取るからね〜」

< 381 / 454 >

この作品をシェア

pagetop