時間切れ

典子も、痩せてしまったが血液検査の結果が割と良く、飲み薬だけにしてみる事になった。

南の両親も、一也も龍一も陸も少しホッとした。

この半年、何度も陸へ弘美と太郎から連絡が来ていた。
典子の様子や篠原家の心配をしていた。

典子は、体調が良かったので弘美に電話した。

〜…〜…
「のりちゃん? 今日は体調良いの?」

「お義母さん。お久しぶりです。
具合が悪い日の方が多かったから、連絡出来ずにすみません。」

「半年間、良く頑張ったね!偉い!
抗がん治療は大変だもんね〜」

「はい。あんなに大変とは思いませんでした。
昨日、病院へ行ったら数値が安定してきたので飲み薬だけになりました!」

「本当! 良かったね! 
でもお薬はきちんと飲むんだよ!」

「ハイ。 わかりました。ハハハ。」

「ねぇ、私と太郎でのりちゃんの顔見に遊びに行って良い?」


「大丈夫だと思いますが、一也さんに聞いてみますね〜!」

「本当に良かった。また連絡してね!じゃあ!」

「太郎さんや悟先生家族のみなさんにもよろしくお伝え下さいね!」

「うん! ありがとう!」 ピッ!

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