時間切れ

早速、その日、帰ってきた皆んなに相談した。

「うん、久しぶりに来てもらったら?」

「何なら、翔太くんもさ〜」

「翔太くん…ヤッベ〜、
誕生日のプレゼント送ってない〜
どうしよう〜! 婆ちゃんに相談しよ〜
じゃあみんなOKって伝えるし、翔太くんも連れてくれば?って、提案するよ」

早速、陸は、翔太くんの誕生日を忘れてて
プレゼントを渡していない事を相談していた。

弘美は、今度会った時にサッカーボールを買ってやって欲しいとアドバイスしてくれて、
今週末の土日で来たいとの事だった。

「婆ちゃん、ちょっと待って〜
父さん、
婆ちゃん達が今週の土日に来たいんだって駅前のホテルに泊まるって言ってるけど、良い?」

一也さんは、私とお義父さんの顔を見た。

私もお義父さんも、頷いた。

一也が両手で大きなマルのサインを出すと

「あ、婆ちゃん!OK! ホテルも予約出来る?うん、そうそう、うん。は〜い!
太郎爺ちゃんにも翔太くんにも、よろしくね!
はい。バイバイ。」

今週の土日に、3人が来る事になった。

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