時間切れ
俺は椿との再婚を考え始めた頃…
残業して帰宅途中、たまたま椿のアパートの前を通ったら夜勤と言ってた椿の軽自動車があったので、もしかしたら具合が悪くて休んだかもと思い、合鍵で椿のアパートのドアを開けたら…
玄関には男物の革靴があり、シャワーの音がしていて中の会話が聞こえた。
「椿、お前彼氏いるんだろ?良いのかよ〜」
「うん。私は結婚するつもりないし〜アイツはあくまでも、キープ。
お金はないけど、アッチの相性が良いからさ!
私は自由に遊びたいの!
奥さんとか〜家事もして仕事もするなんてイヤなの!」
「お前さ〜、不倫はやめた方が良いよ〜」
「だって、先生たちは美味しいものご馳走してくれるし、豪華なホテルでエッチできるし。」
ハハハ。 イヤ〜ん と始まった。
俺は、そ〜とドアを閉めて自宅に戻った。