その時、君に風吹いていた
第一章悲しい目
入学式

私は、青木玲奈(あおき れな)。

期待に胸を膨らませて、今日、入学式を迎えた。
部活、クラス、友達、青春が始まる!

そんなことを考えて、ウキウキとしながら、

左右に動きながら、クラス表を見ていた。その時だった、

ドン...

誰かとぶつかってしまった。すごく焦った。

「ごめんなさい!!周りを見ていなくて、、、」
すぐに謝った。

顔をあげてみると、イケメンが、笑顔で立っていた。イケメンは、
「こっちこそ、見てなくてごめんね!」
と謝ってくれた。

これは、チャンスではないか、と思い、名前を聞いてみた。

「もしよかったら、お、お名前教えてもらえますか???」

ドキドキして、彼の言葉を待っていると、
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