蜂蜜色
蜂蜜色の髪の毛を
そっと撫で

開かない
あなたの瞼にキスをした。

私は
1度に大切な人を
2人もなくし
生きていく事もイヤになり
尚也の後を
追うつもりだった。

あの女の
あの言葉をきくまでは!

尚也
もう少しだけ
あなたの子と
待っていてね
用事が住んだら
直ぐに行くから

尚也の
蜂蜜色の髪の毛を
少し切り
私のお守りにした。
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