ずっとあなたが好きでした。
***
「ねぇ、翔子…
広瀬君とは、本当にただの幼馴染なの?」
学校からの帰り道、隣で歩いてた紗夜が唐突にそんなことを私に訊いた。
「え?そ、そうだけど、急に何なのよ?」
「だって、ほら…
あんた、バレンタインも毎年広瀬君にチョコあげてるし。」
急に顔が熱く火照り、それを隠すために私は俯いた。
「そ、それは子供の時からの癖みたいなもんで…
私があげなかったら、誰からももらえないし。
つ、つまりは同情みたいなもんよ。」
「そうなの!?
じゃあ、私もチョコあげて良い?」
「えっ!?」
急に心拍数がはねあがった。
どういうこと?
どうして?
どうして、紗夜がそんなことを…?
「私…実は前から広瀬君のこといいなって思ってて…
でも、あんたがいるから、遠慮してたんだ。
あんたと広瀬君、すごく仲良いみたいに見えてたから。
だけど、それが幼馴染としての仲の良さなんだったら、私、遠慮することないよね。
うん、決めた!
私、告ってみるよ!」
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「ねぇ、翔子…
広瀬君とは、本当にただの幼馴染なの?」
学校からの帰り道、隣で歩いてた紗夜が唐突にそんなことを私に訊いた。
「え?そ、そうだけど、急に何なのよ?」
「だって、ほら…
あんた、バレンタインも毎年広瀬君にチョコあげてるし。」
急に顔が熱く火照り、それを隠すために私は俯いた。
「そ、それは子供の時からの癖みたいなもんで…
私があげなかったら、誰からももらえないし。
つ、つまりは同情みたいなもんよ。」
「そうなの!?
じゃあ、私もチョコあげて良い?」
「えっ!?」
急に心拍数がはねあがった。
どういうこと?
どうして?
どうして、紗夜がそんなことを…?
「私…実は前から広瀬君のこといいなって思ってて…
でも、あんたがいるから、遠慮してたんだ。
あんたと広瀬君、すごく仲良いみたいに見えてたから。
だけど、それが幼馴染としての仲の良さなんだったら、私、遠慮することないよね。
うん、決めた!
私、告ってみるよ!」
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