腹黒策士が夢見鳥を籠絡するまでの7日間【番外編② 2021.5.19 UP】
「どうしたの? 着いたよ」
そう声をかけられて、私は思わず顔を上げる。
いつの間にか、大学職員用の駐車場に停まっていた。
朝から変な想像しちゃってた……。
うぅ……恥ずかしい。
そんなことを思っていると、右手に温かい感触。
自分の右手を見ると、そこに須藤先生の左手が上から這わされて、重なっていた。
「な、なんですか!」
思わず手を動かそうとしたけど、手は離れない。