腹黒策士が夢見鳥を籠絡するまでの7日間【番外編② 2021.5.19 UP】
エチュールはかわいい下着ばかりだったのに、芦屋先生はきわどい下着ばかりどこからか見つけてきていた。すごい嗅覚だった。
芦屋先生の意外な一面は、確かにおっさんだったけど、楽しかった。
私はなんとか普通の……でもかわいい下着を選んで、芦屋先生が見たいと騒ぐのをなだめて家に帰る。
そうすると、玄関の前に須藤先生が立っていた。
「須藤先生⁉ どうしたの」
「え? 気になってね。ちゃんと帰ったか」
「帰りますよ、そりゃ……」
だって最近寝不足だし。私がそう付け加えると、須藤先生は私の目の前まで歩いてくる。
そして、私の頬を触る。
「ほら、頬が冷たくなってるよ? 風邪ひかないように、今日ちゃんとあったかくして寝なさいね」
なんて親みたいな台詞。
私はむう、と膨れる。
なんだか、男女の関係とは少し違う。
須藤先生はあくまで先生だ。