あの日のあの雨が君をさらっていってしまった。
「………そうなんだ」
声が冷たいような気がする。
やばい…涙が溢れそう…
でも思っていたのとは違う言葉が返ってきた
「…そっか、すごく頑張っているんだね…。
琉和、僕も頼っていいからね?」
あまりにも思ってたのと違う答えに驚いて横を見ると
涙目の優がいる。
「…え?どうして?」
うちがそう聞くと優は不思議そうな顔をした
「え、だって死にたいとか言う人気持ち悪いって
思わないの?怖いって思わないの?」
「ッ思わないよ!!思うわけないじゃん!!
死にたくても頑張って耐えて生きてるんでしょ?
だから今日僕と会えた。
もし琉和が諦めて僕と会う前に無意識でも
死んでたら会うことなんてなかった!!
僕は琉和が死んでなくて良かったと思ってる」
優がひとつひとつつむぎだす言葉に涙が溢れ出す。
胸が締め付けられる確かにうちが諦めて死んでいたら優と会うことはなかった。一目惚れもしなかった。
「…あ、ありがとう…ッありがとう」