Sweet Love~極上に甘い恋~
「結婚してください」

「…はっ?」

わたしは目を丸くして、目の前にいる大森さんを見つめた。

酔っているのだろうか?

そう思って見ても、彼はお酒を飲んでいなかった。

マネージャーになってから知ったことだけど、大森さんはお酒が飲めない体質なのだそうだ。

「あの…ジョーダンですよね?」

わたしは大森さんに聞いた。

「本気ですよ。

アタシがジョーダンを言うと思っているのですか?」

本当に“本気”を意味するように、彼の目は真剣だった。

ジョーダンを言うと思っているのですかって…。

わたし、あなたのことを知りません!
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