Sweet Love～極上に甘い恋～

春日先生は笑うと、
「まあ…」

呟くように返事をした彼の頬は、少し紅かった。

「けど、大森さんは僕よりも山中を愛していた。

山中がピンチになった時、彼はすぐに飛んで行くだろうと思う」

春日先生が続けて言った。

実際、そうだった。

わたしが二階堂くんに襲われそうになった時、大森さんは助けにきてくれた。

ただ、大森さんが強かったのは意外だったけど…。

「大森さんは、山中のことを愛しているよ」

春日先生の言う通り、大森さんはいつもわたしを愛してくれていた。