Sweet Love~極上に甘い恋~
「はい」

大森さんが首を縦に振ってうなずいた。

答えはわかっていたけど、首を縦に振ってうなずいてくれた彼が嬉しくて仕方がない。

「乃南さん」

大森さんは笑ってわたしの名前を呼んだ後、わたしを抱き寄せた。

聖母マリアが見守る中、わたしたちはそっと唇を重ねた。

マネージャーとして。

妻として。

そして、1人の女性として。

わたしは大森さんをずっと愛して行きます。

心の中で誓いながら、わたしは幸せな気持ちに包まれていた。
< 220 / 328 >

この作品をシェア

pagetop